2023年 開催終了しました。
お越しいただいた皆様ありがとうございました!!
また来年お会いしましょう!!

2023/12/9(土)

2022/12/10(日)

2023年 上映作品紹介
函館市公民館 上映作品

9日(土)上映

あがた森魚の世界

ゲスト来場

当映画祭ディレクター「あがた森魚」が登場 ! 映像、音楽ライブなど盛りだくさんの120分。
1948年9月12日 北海道生まれ。’72年デビュー曲「赤色エレジー」で一躍時代の寵児に。時代と共に常にニューウェーヴで尖端的なオリジナル音楽表現を続けている。代表曲に『うる星やつら』のエンディングテーマにもなった「星空サイクリング」(’82)、「春の嵐の夜の手品師」(’85)、「いとしの第六惑星」(’85)、タンゴを独自表現した「バンドネオンの豹」(’87)、「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」(’01)など。劇場公開作品3本を監督、俳優、執筆でも活躍。2011年以降「2010年代ロック」をモチーフに10年間連続の意欲的なオリジナルアルバムを毎年リリース。2022年、50周年を迎え、57タイトル、全733曲のサブスクリプション解禁。9月22日に50周年記念音楽會渋谷公会堂を開催、初の伝記本「愛は愛とて何になる」(あがた森魚、今村守之著)を小学館より刊行。

ndjc 2022

若手映画作家育成プロジェクト
文化庁委託事業 「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」完成作品 配給/VIPO

うつぶせのまま踊りたい

2023年/カラー/30分

■監督/岡本昌也
■出演/福永朱梨、日下七海

社会に適応しながらも自由を求める山田芽衣子と、自らの過去に囚われながらも自由奔放に生きようとする環七子。定型と自由律、それぞれの方法でここじゃないどこかを目指す二人の「おとなこども」が、詩という共通言語を介して変わってゆく。

サボテンと海底

2022年/カラー/30分

■監督/藤本 楓
■出演/宮田佳典、佐野 岳

今年35歳を迎える俳優、柳田佳典は映画やCMの撮影前に俳優やタレントの代わりに準備作業を請け負うスタンドインの仕事を生業としている。映画に出たい気持ちを抱えつつも、チャンスに恵まれない日々。そんなある時、柳田の元に映画の主演オーディションの話が舞い込む。

ラ・マヒ

2023年/カラー/25分

■監督/成瀬都香
■出演/りあ、夏すみれ

人に嫌われることを恐れ無難に生きてきた荻野愛は、同級生の堂島月子と再会する。愛とは正反対に「自分らしい生き方」を追い求めてきた月子は、現在プロレスラーになっていた。月子の試合に衝撃を受けた愛はプロレス団体ムーンライトに入門し、プロデビューを目指す。

デブリーズ

2023年/カラー/30分

■監督/牧 大我
■出演/山根和馬、森 優作、カトウシンスケ

うだつの上がらないCM監督・和田と若手カメラマン・佐々木は、企業広告の撮影に来たスクラップ工場で、突如開いたワームホールに巻き込まれ、砂漠の異星に飛ばされてしまう。そこには、地球のゴミで作られた衣服・仮面を身に纏い、生活をする謎の民族がいた。

 

走れ!走れ走れメロス

寺脇研セレクト

演劇に初めて触れた島根県の4人の高校生と顧問の先生の奮闘を追いかけたドキュメンタリー。
全校生徒70人、島根県で最も小さな県立高校・三刀屋高校掛合分校で、4人の高校生たちが演劇を始めた。それぞれ演劇に初めて触れる4人は、対人関係が苦手、ずっと机に向かっているのも得意ではない、熱中できるものもないなど、各々が劣等感と向き合いながら、次第に演劇に打ち込んでいく。顧問の亀尾佳宏先生のもと、演目には太宰治の名作「走れメロス」を選び、意気揚々と高校演劇の地区大会に出場することにした彼らだったが、本校である三刀屋高校のレベルの高さに圧倒された上、コロナ禍で大会は無観客になってしまう。県大会への進出はかなわず、このまま誰にも見てもらえないまま終わると思った4人の青春は、しかし、予想外の方向に向かっていく。
2022年/カラー/53分
高校生以下無料

■監督・編集/折口慎一郎
■撮影/フシキサクラ、折口慎一郎、熱田優雅
■出演/曽田昇吾、常松博樹、石飛圭祐、佐藤隆聖 他
■音楽/小林有希子(挿入歌 矢田太朗「サンカヨウ」、掛合高校学園歌)
■配給・宣伝/下北沢映画祭

有り、触れた、未来

ゲスト来場

時代の分岐点 今だからこそ、届けたい物語 「人間は支え合い、繋がって生きていく」
彼氏を事故で失った、元バンドマンの女性。30歳を過ぎても、ボクシングを続けるプロボクサーとその妻。1分1秒でも長く生き、娘の結婚式へ出席したい、末期癌と闘う女性。将来に不安を感じながら「魂の物語」を演じる若い舞台俳優たち。そして、自然災害で家族を亡くし、自殺願望を抱く中学生の少女。妻と息子を亡くし少女の父親も生きる希望をなくしていたが、傷ついた娘のために、再び生きることに立ち向かいだす。そんな二人を懸命に支える年老いた祖母、優しい親友と担任教師。たくさんの人々の想いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始めるー。

■監督・脚本/山本 透
■音楽/櫻井美希
■和楽曲作曲・太鼓指導/千葉響
■主題歌/THE武田組「こどもの日」
■共同制作/青い鯉のぼりプロジェクト、文化庁
■出演/桜庭ななみ、碧山さえ、鶴丸愛莉、松浦慎一郎、高橋 努、宮澤 佑、舞木ひと美、高品雄基、谷口翔太、岩田華怜、金澤美穂、淵上泰史、入江甚儀、麻生久美子、萩原聖人、原 日出子、仙道敦子、杉本哲太、手塚理美、北村有起哉 他

10日(日)上映

そして優子Ⅱ

ゲスト来場

「子供は親を選べない」 親ガチャをテーマにした静岡県沼津市ロケ作品。
ゆっこ(主人公)は父親と二人で暮らす高校三年生。父親とパンケーキを食べに行きたいと思ったり、父親が同僚と草野球をするのをぼーっと眺めたり、静かな時間を毎日過ごすどこにでもいるような普通の女の子。彼女は、何か決断をする事が大の苦手。派手な出来事が起こる事も大の苦手。何も起こらない平行線の時間、つまり「普通」が彼女にとって一番心地良いのだった。父親は、男手ひとつながらも、ふつうの一般家庭と同じ様に、優子の事を大事に育ててきた。しかし、父親は「普通」の親とは違う顔があった。それは、ヤクザを生業にしていという事・・・。

■監督・脚本/佐藤竜憲
■制作協力/(株)ドロワ企画、 沖 正人
■製作/合同会社Yプロダクション、(株)メディックジャパン
■協賛/(株)ダイニングフォーザピープルーズナイン
■配給・宣伝/リアリーライクフィルムズ株式会社
■出演/瀬戸みちる、柳 憂怜、ドロンズ石本、沖 正人、大川航、藤木由貴、遠山景織子、武田幸三、渡辺 哲、和田光沙、大島葉子、品田 誠 他

第6回 ショートムービー・コンペティション

厳正な審査で選ばれた下記短編5作品の中から皆さまの投票で、観客賞と実行委員特別賞が選ばれます。
[1.あたらしい世界 2.駆け抜けたら、海。 3.寄り鯨の声を聴く 4.社畜THEメタルファイヤー 5.ゴミ屑と花]

reincarnation(リインカーネーション)

特別上映

大正十二年。柏木ひさこは佐山千代との関係を解消し、許嫁の元へと嫁ぐことになった。別れを惜しむ千代はひさこに「生まれ変わって逢いにいく」と伝える。ひさこの結婚生活はうまくいかず、やがて彼女にある不幸な事件が起こってしまう。100年後、令和5年。ひさこと千代は再会を果たす。
2023年/カラー/13分

■製作・プロデューサー/宇津井武紀、外山文治
■監督・脚本/外山文治
■撮影/玉田詠空
■出演/岡本 玲、橘舞衣、伊藤白馬、山口詩史、児玉健太郎

消せない記憶

クロージング上映
ゲスト来場

第13回シナリオ大賞応募作「記憶代理人」を原作としたSFラブストーリー
アメリカ・リッチモンド国際映画祭/最優秀脚本賞・最優秀主演俳優賞 受賞
舞台俳優・西潤一はミュージシャンの神崎優衣と路上パフォーマンスを通じて出会う。お互いの過去や秘密を語り惹かれ合うふたり。順調な表現活動も束の間、しばらくして西は自らの記憶力が低下していることに気が付く。そしてあるすれ違いをきっかけに、西は優衣の前から姿を消す。優衣は彼の行方を求め続けていくなかで、西のことを知るという”記憶代理人”が現れる。
2023年/カラー/98分

■製作・脚本・監督・編集/園田 新
■音楽/中里正幸
■出演/兵頭功海、桃果、山本亜依、八木拓海 他