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映画祭実行委員会事務局からのお知らせ・最新情報



実行委員会事務局移転のお知らせ

映画祭webご来訪のみなさん、タイヘンご無沙汰しております!
このたび函館港イルミナシオン映画祭実行委員会の事務局が移転しましたので、お知らせいたします。

なお、当映画祭webも2001年版に向け着々準備中!今年は積極的に情報発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。(実行委 ながさわ)

【移転日】
2001年4月2日(月)
【新事務局】
〒040-0054 函館市元町30−5 カフェやまじょう内
【新電話番号】
0138-22-1637(「レイさんは普通イルミナ」と覚えましょ!)
【新emailアドレス】
illumination@hotweb.or.jp

2001/4/1 /11


シナリオ大賞鵜野さん 喜びいっぱい一時帰国

(左から米田実行委員長・鵜野さん・妹の裕美さん)

 第5回シナリオ大賞のグランプリを獲得し映画化が決定となった「オー・ド・ヴィ」の作者、鵜野幸恵さんが12月12日、関係者との顔合わせのため留学先の仏ストラスブールより一時帰国、郷里函館で映画祭実行委員会と会合を行い、あらためて受賞の喜びを笑顔で語りました。

 「オー・ド・ヴィは私が函館に残した置き手紙のようなもの」と語る鵜野さんは、シナリオ執筆も第1回の当シナリオ大賞以来2度目であるという。「その間に流れた時間が丁度良く、街の人間模様を見つめ、自分の文章に昇華させてくれることとなった」と、2度目での受賞・映画化という幸運に喜びを隠せない様子。審査員である荒俣宏氏の著書をイメージしながらの創作だったというエピソードも飛び出し、荒俣氏の熱烈なラブコールにより大賞に選ばれた同作品は「生まれながらに相思相愛だったのでは」と実行委員も感心。

 前日東京にて篠原哲雄監督ほか製作関係者との打合せを行ってきた鵜野さんは、監督からのシナリオ追補依頼に早速筆を執っているそう。「シナリオ応募時に描ききれなかったディテールが元々ありましたから、加筆作業はもう終盤。監督と話をしていて、男性としての視点も面白く感じたので、そのあたりも上手く表現したいと思います。」

 忙しいスケジュールを縫っての一時帰国、数日後には再び渡仏する鵜野さん。函館の自宅で束の間の一家団欒を過ごし両親と大賞受賞や映画化の話をするにつけ、「映像として完成するまで両親には内容を秘密にしておこうかなと思って」と、ちょっぴり恥ずかしそうに語っていました。
【イルプレ班(な)】

2000/12/13 /10


2000年の映画祭が幕を下ろしました…。

1日から始まった「函館港イルミナシオン映画祭」もあっという間に終わってしまいました。3日間というのはじつに短いですね。

昨日2日は、プレミア上映2本を含めて、計10本が函館山山頂のクレモナホールと金森ホールの2カ所を会場に行なわれました。

昨年より、中日にあたる2日めは“はこだてクリスマス・ファンタジー”と連動し、クリスマスにちなんだ作品(今年は『34丁目の奇跡』を上映)を上映後、金森ホール近くの港に浮かんだ巨大なクリスマスツリーの点灯式に、ゲストはじめ、スタッフが参加します!・・・この間の、1時間は上映はお休み。冬の夜空の花火とともに、美しいツリーが点灯されるのを楽しむのです。昨年は雨まじりの雪でしたが、今年は晴れました! 大勢のカウントダウンの声とともに見事に点灯です。
映画の合間のこんなロマンチックな演出があるのは函館ならではですね(^-^)/

……と盛り上がったところで、ディレクターであるあがたさんのライブを交え、中江裕司監督作品『ナヴィの恋』が上映されました(あがたさんが出演してます)。
今回のライブは、函館からメジャーデビューしたtokyo-miraiも参加です! 映画&ライブ、この絶妙な取りあわせで、2日めの夜は終わりました。
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3日めは、朝10:00からのシンポジウムから始まりました。テーマは「北海道におけるフィルムコミッション(FC)の可能性」。
映画製作をひとつの産業として位置付けて、地域活性化につなげていくという動き――フィルムコミッションは、昨年も同テーマでさまざまな視点からセッションされました。今年も引き続き、映画監督や大学教授、そして実際に石狩市でフィルムコミッションの活動をされている方などなど、たくさんのゲストを迎えて行なわれました。
北海道の持っているロケ地としての資産が、体系だてて活かされていってほしいですよね。
それは、各自治体が持つ、素晴らしいロケーションの保存にも繋がります!

さてさて、そして今日3日めの上映は、じつに多彩なものでした。
若手監督作品の中に交じって、古い日本映画が2本、『蟹工船』と『東京物語』が上映されました。
『蟹工船』は、小林多喜二の原作を俳優である山村聰自らが脚本、監督、主演した作品。函館をロケ地として、昭和4年の不況下の時代を映し出したものです。
もう1本は、小津安二郎監督の名作『東京物語』。
こちらは、“20世紀の日本映画雑貨店”と題し、同名の著作を持つ川本三郎氏の講演を交えて行なわれました。
会場は、懐かしいシーンをもう一度、と来場した高齢のお客さんも多くこられていました。
上映後の講演で「この映画は、親子の関係をごく日常的に淡々と描きながらも、戦後の日本を撮った映画です。戦争で死んでいったものたちを常に意識し、監督の哀悼の意が込められている作品」と川本さんは話されていました。
川本さんの細やかな解説は、『東京物語』をさらにすばらしい作品だと認識させてくれました。
21世紀を目前にしたこの映画祭で『東京物語』が上映されたのは、とても意味のあることのように思えてなりません。

そして、もうひとつ、今回の映画祭で新しい試みとして上映されたのがアニメ作品。今年夏に、ディレクターのあがたさんの企画で行なわれた「ひまわりふくろう映画学校」にも来函されていた京都造形芸術大学教授であり、アニメーション作家である相原信洋さんセレクトの「世界のアニメーション」。イギリスのクレイアニメや、フランス、中国、カナダなどの短編作品がぞろりと上映されました。
ひと口にアニメといっても、表現はそれぞれ。音の使い方や全体のリズム、ストーリーの展開などお国柄がよくでている作品に、観ている側はただただ素直に子供にかえりました! 相原さんは、2日13:00から、函館山山頂の会場でアニメの「ワークショップ」も行なっていました。
____________________________

来場されていたみなさん、今年の映画祭は、いかがでしたか?
冬のつーんとした空気の寒い寒い中、たくさんの方々が映画祭に足を運んでいただいたこと、スタッフ一同、うれしく思います。
ありがとうございました!
ゲストのみなさんも、ほんとうにありがとうございました。

私たちは“映画”という言葉でつながるみなさんとの関係を大切にしたいと思っています。


#映画祭『イル・プレ』の速報版を公開しています!
こちらからどうぞ。 http://illumination.dish.ne.jp/illu-pre2000.html

#映画祭のご意見、ご感想はぜひこちらで!
“イル・カフェ” http://illumination.dish.ne.jp/bbs/treebbs.cgi?mode=treeview


追記
上映中のトラブルなど、ご迷惑をおかけした点もあり、スタッフ一同、心よりお詫び申し上げます。

2000/12/4 /9


はじまりました、映画祭!

始まりました、映画祭!

毎年、12月のこの時期、函館のクリスマスももちろん楽しみのひとつですが、映画祭を心待ちにしていた人も多いでしょう。そう「函館港イルミナシオン映画祭」が始まりました!
昼間はぽかぽかとお天気よく、夜は空気がツンと冷え切った初冬らしい天気に見まわれた函館は、初日の会場であったクレモナホールからの夜景がことのほか美しく、関係者他たくさんの人々がオープニングを楽しみました。

初日は12:00からの「インディーズ自主製作作品」の上映から始まりました。
“若き才能たちとの出会い”をコンセプトにしている映画祭は、5回めを迎えたシナリオ大賞の募集はもちろんのこと、インディーズ作品もどんどん寄せられます。そんな中から、4本の作品が上映されました。その撮り方も構成力も……、表現の幅がどんどん広がっているのでしょう。インディーズとは思えない力ある作品もありました。

次のプログラムは「映画で遊ぼう〜映画祭ガイダンス〜」と題し、あがたさんをナビゲーターに、お招きしたゲストによるレクチャーが行なわれました。神奈川県から初めてこの映画祭を訪れたという女性などは「アニメーションの裏側が見られてして、とてもおもしろかった」と話していました。映画製作の一端がかいま見られるおもしろい1時間となったようです。

その後は、緊張したおもむきの若き監督の舞台挨拶があり、ニューシネマワークショップセレクションから2本の短編を上映。どちらも、今のキブンや空気感を伝える新鮮な感性がしっかり盛込まれていた作品でした。

映像は、若きも古きもないですね。どれもこれもおもしろい!

今年で6年め、7回めの開催を迎えた映画祭。ディレクターであるあがたさんはじめ、実行委員として、1年のおよそ半分をこの映画祭に費やすスタッフ全員のかねてからの願いであった、シナリオ大賞の「映画化製作発表」が行なわれました

映画化されることになった作品は、今回大賞を受賞した『オー・ド・ヴィ』。実行委員長の挨拶で始まり、監督、篠原哲雄氏、そして、ディレクター、あがたさんと、映画化に至る経緯が話されました。
篠原監督は「以前から函館で映画を撮ってみたいと思っていました。このシナリオは、堕落もあり官能もあり…、何かを求めていくさま、漂う感じが街のイメージに合っていると思いました。そんな函館の街の匂いや雰囲気を映画化したい」とそうコメントを残しました。
「デカダンスで破天荒な世界に魅力を感じた」と評された『オー・ド・ヴィ』。
2001年の夏に撮影をスタートし、来年の映画祭で上映させたいと、関係者一同の緊張しつつも喜びに満ちた挨拶で閉められました。

この後、オープニング上映として芳田秀明監督の『スイート・スイート・ゴースト』が上映され「第5回 シナリオ大賞受賞式」、そして恒例の「オープニングパーティ」が夜遅くまで、函館山の頂上で行なわれました。

満員のロープウェイで山を降り、そして山を見上げたら、そのてっぺんがなんだかいつもよりも煌煌と光り輝いているように見えました。

2000/12/1 スタッフレポート_________________

2000/12/2 /8


函館市内“ご優待割引宿泊”施設のご案内です!

12月1日から行なわれる「函館港イルミナシオン映画祭」に関連して、市内の5つの宿泊施設が“ご優待割引”を実施します。

下記の施設に予約する際に「映画祭に参加するんです」と言うと割り引きが適用されます!
なお、満室の場合はお断りする場合がありますので、ご了承ください。

宿泊の予約がまだな方は、いますぐtelを。



■ホテル 湯の川観光ホテル
5,400円(税込、お一人様、一泊朝食付、2名様より受付)
_________
#JR函館駅から車で15分
予約TEL 0138-57-1188 [湯川町2-4-20]


■ホテルシエナ元町
5,000円(税別、お一人様、一泊素泊まり)
_________
#会場近く。
予約TEL 0138-27-0487 [末広町6-6]


■ホテル第2オーシャン
5,000円(税別、お一人様、一泊朝食付)
_________
#JR函館駅から徒歩1分。
予約TEL 0138-27-2700 [若松町20-11]


■ホテルリッチ函館
3,750円(税込、お一人様、一泊素泊まり)
4,000円(税込、お一人様、一泊素泊まり)※ツインルーム
_________
#JR函館駅から徒歩8分。
予約TEL 0138-26-3611 [末広町16-18]


■ペンション 夢空間
4,000円(税別、お一人様、一泊素泊まり)
_________
#会場近く。
予約TEL 0138-27-5029 [末広町17-6]


※上記宿泊施先へご予約する際は、映画祭参加のためと言っていただくと割引が適用されます。
※満室の場合は、お断りする場合がありますので、ご了承ください。

2000/11/23 /7



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