映画祭について

函館港イルミナシオン映画祭について

15年目の12月を迎えた函館の映画祭

 1995年にささやかに始めた映画祭も早15年目を迎えた。たくさんの映画や人と出会い、多くの感動と様々なことを学んできた。僕たち実行委員はそれぞれの思いで此処まで来たに違いない。本当にいろいろな人の助けを借りながら・・・。
 映画は学校だと誰かが言っていた。そこには人が生きて行くために必要な全てが用意されていると。しかし、それは幻想にすぎないのかもしれない。だって所詮、人が創ったものだから・・・。だから映画は面白い。人間の想像する世界に限界がないと感じるときがある。それはとんでもない映画に出会った時。そんな感動とも驚きともつかない映画に出会うために僕たちは此処まで来たのかもしれない。
 今年の映画祭は、全ての人に感謝したいとの思いから招待作品を3本用意しました。1本は市民の皆様に是非見ていただきたいとの思いから昭和12年に函館でロケされた作品「若い人」。第1回三田文学賞を受賞した文士・石坂洋次郎の初映画化作品で函館のミッションスクールを舞台に描かれています。2本目は、映画全盛期に青春を過ごされた正に映画世代のシニアの方に「キューポラのある街」をご覧いただき、上映後にこの作品にまつわるエピソードを交えた解説をお楽しみいただきます。そして3本目は、映画祭としてはちょっと珍しいかもしれませんが、実行委員の女性から出された企画で、親子で楽しんでいただく「子きつねヘレン」です。この脚本を書かれたのは、第4回「シナリオ大賞」で準グランプリを受賞し、後に前田哲監督で映画化された「パコダテ人」の原作者・今井雅子さんです。子どもたちがスクリーン離れをしている今、スクリーンに映し出される人間と動物の営みを少しでも感じていただければと思っています。
 15年を後にして、今新しい企画が生まれようとしています。「若き才能たちとの出会い」をキャッチフレーズに生まれた「シナリオ大賞」も13回目を終え、最新作「おと・な・り」の映画化で10作品が映画化されました。これからもシナリオ大賞から新しい映画が生まれていくでしょう。そして、来年から始まろうとしているのが、短編のコンペティションです。「ショート・フィルム・コンペ」(仮)は、若い実行委員の中からの企画で、このコンペの応募者から次代の日本映画界を担って行くであろう映画人が生まれることを願っています。

函館港イルミナシオン映画祭実行委員会
実行委員長 米田哲平

函館港イルミナシオン映画祭函館事務局
(函館市地域交流まちづくりセンター内)

〒040-0053
北海道函館市末広町4-19
TEL/FAX: 0138-22-1037

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