小さな函館の街で開催しているこの映画祭は、映画や映画人を発掘・発信していこうと1996年から「シナリオ大賞」を実施しています。そのシナリオ大賞 ではこれまでに受賞作の多くが映画化され「映画をつくる映画祭」として全国に知られるようになり、長編・ 短編合わせて12本のシナリオが映画化・映像化されています。
 特に「オー・ド・ヴィ」は映画祭実行委員会が資金集めから炊き出しまで現地スタッフとして市内外の有志と共にクランク・アップまでの約1ヶ月間、制作支 援を行い、「パコダテ人」でも函館ロケの各種支援を行うなど、当地において行政等各関係機関が連携して取り組んでいる「はこだてフィルムコミッション」の 実働機能を一部担っています。

◎第4回準グランプリ作品
原題「ぱこだての人」
作・今井雅子
「パコダテ人」 2002年
(監督:前田哲/主演:宮崎あおい、大泉 洋)
配給元サイト
◎第5回グランプリ作品

原題「オー・ド・ヴィ」
作・鵜野幸恵

「オー・ド・ヴィ」 2002年
(篠原哲雄監督、鵜野幸恵脚本、岸谷五朗主演)
 
◎第6回
短編部門各賞受賞
3作品ともタイトル・受賞者は右記と同じ
「RUN-ing」 2004年
(大滝純監督、島崎友樹脚本)
「巡査と夏服」 2004年
(斉藤玲子監督、栗原裕光脚本)
「自転少年」 2004年
(深川栄洋監督、一法師誠脚本)
 
◎第7回
長編部門グランプリ作品
原題「狼少女」作・大見 全
「狼少女
~Day After Tomorrow~」
2005年
(大滝純監督、大見全・大滝純・鞍風屯脚本)
 
「狼少女」 2005年
(深川栄洋監督、大見全・小川智子脚本)
公式サイト
◎第7回
短編部門グランプリ作品
原題「ノーパンツ・ガールズ」
作・森田剛行
「ノーパンツ・ガールズ」 2005年
(月川翔監督、森田剛行脚本)
「ノーパンツ・ガールズ外伝」 2005年
(斉藤玲子監督・脚本)
「大人になったら」 2005年
(園子温監督・脚本)
「OH!ノーパンツ・ガールズ」
(舞原賢三監督・森田剛行脚本)
 

◎第8回
短編部門 グランプリ作品
原題「タタズムヒト」
作・中島直俊

「タタズムヒト」 2006年
(中島直俊脚本、フジテレビ系「世にも奇妙な物語・イマキヨさん」として放映)
 
◎第8回
長編部門 グランプリ作品
(第1回函館市長賞)
原題「あたしが産卵する日」
作・栗原裕光
「うた魂(たま)♪」 2007年
(田中 誠監督、栗原裕光脚本、夏帆主演、)
 
◎第8回
長編部門準グランプリ作品
原題「A/PART」
作・まなべゆきこ
「おと・な・り」

(熊澤尚人監督、まなべゆきこ脚本、岡田准一・麻生久美子主演) 2009年

 
◎第17回函館市長賞受賞作品
作・いとう菜のは
「函館珈琲」
(西尾孔志監督、いとう菜のは脚本、黄川田将也、片岡礼子、Azumi、中島トニー主演)
 
◎第23回荒俣宏賞受賞作品
潮喜久知
「自宅警備員と家事妖精」2020年
監督:藤本匠/主演:大沢真一郎、木竜麻生
公式サイト
◎第13回審査員奨励賞作品
原題「記憶代理人」
作・園田 新
『消せない記憶』2022年
監督:園田 新/主演:兵頭功海、桃果
公式サイト